我が家に食器洗い乾燥機が来て約1ヶ月ぐらいになる。もうすっかり手放せなくなってしまった感のある食器洗い機である。
設置状況はこのような感じである。ちょうど流しの右隣りが開いていたのでそこに設置することにした。機種はNationalのNP-50SX3。kakaku.comで一番人気のタイプである。大きさ的にも、わが家にはこの機種がぴったりであった。また、ステンレスのたなを取り付け、メタリックな感じで統一してみた。
ふたの開き方が斜め上にせりださないタイプなので、上の吊り棚と干渉しない。食器を軽くすすいでセットするのにも便利な位置になった。

シンク天板は人工大理石であり、かつ混合栓も特殊なタイプなので、通常の分岐栓や、給水コンセントを取り付けるのはあきらめた。そこで考えたのが、ハンドルから分岐出来るタイプの分岐栓である。シンク下には幸いにも止水ハンドルがあったので、それを取り外し、SAN-EIのPB585-13を取り付けた。値段も4000円前後と安かった。うちのキッチンにはシンク右側にスペースがあったので、そこにラックをおき、シンクの壁に穴をあけて配水することにした。シンクの壁はカッターで簡単に穴をあけることができた。穴には、プラスチックの縁を取り付け、見た目もばっちり。どこの家庭でもできるわけではないが、このような方法もある。取り付け時に、コックを閉めるのを忘れてシンク下が水びたしになってしまったのはご愛嬌。それ以外は、自分でも割と簡単に取り付けられたと思う。

わが家は3人家族だが、2~6人用といっても調理器具も一緒に洗おうとするとご覧の通りすぐにいっぱいになってしまう。フライパン、なべ、炊飯釜だけでもかなりかさばってしまう。この食器のセットがまさにパズルで面倒ではあるが結構楽しかったりする。炊飯釜など、ご飯でべっとりしていても洗いあがると綺麗につるつるになっているので感動である。
難点としては、コップの糸底に水がたまってしまうので、乾燥時に一時停止して棚をゆすって水を落としてやらないといけないこと。これをやると乾燥25分でコップも綺麗に乾く。ジェットか何かであらかじめ水を吹き飛ばしてから乾燥させたほうがいいのではないか?LEDの色が派手すぎ。赤、オレンジ、緑が点滅し、おもちゃっぽい。青で統一するなどもう少し落ち着いた表示が欲しい。あと何分という残り時間表示が欲しい。寝ているとかなりうるさい。起きていればそれほど気にならないが、雨が降っているような音がする。小さな子供が寝ているのでかわいそう。

こちらは土鍋を洗ってみたところ。もちろん下洗いは済ませてあるが、こんなものも洗える。セットは上段棚を外して行った。土鍋は洗ったままそのまま放っておくとすぐにカビが生えていたが、食器洗い乾燥機で乾燥させると大丈夫のようだ。

結論。まさに洗濯機感覚で使用できる。慣れるまで多少セットに時間がかかる(3~5分)が、セットしてしまえばあとは誰かが勝手に洗ってくれる感覚で楽になった。今まで皿洗いをしていた時間(5~20分)が有効につかえるのである。朝と夜の忙しいときにこれは大変ありがたいことである。以前は、皿を洗うのは次の食事の前などというずぼらなこともあったが、皿もきちんと片付けるようになり、生活も規則正しくなった。多少夫婦喧嘩の元も減ったのではないだろうか?今はまだ食器洗い乾燥機の普及率は10数パーセントとのことだが、どんどん普及していくだろう。もはや我が家には無くてはならないものとなった。どこかで見たが、食器洗い機を買って後悔した人はほとんどいないそうだ。なるほどうなずけるものである。
【通販にて購入。代引き、消費税、送料も含め5万円でおつりがきた(取り付けは別)】